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2019年9月

2019年9月21日(土)

神宮外苑の41㌔付近で力走する服部勇馬選手。このあと大迫選手を抜き2位に入った(9月15日、本紙・村山栄一撮影・東京神宮外苑で)

前方の新国立競技場に吸い込まれるように走る服部選手(41㌔付近で)

名前を掲げ声援をおくる「勇馬ファン」も

開いた「夢の扉」

服部勇馬選手、東京五輪マラソン出場決める

 勇馬が、夢の扉を開いた―。2020東京五輪代表選考レース・MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)は15日、東京・明治神宮外苑を発着点とする五輪本番とほぼ同じコースで開かれ、雪国・妻有が生んだマラソンのトップランナー、服部勇馬(25、トヨタ自動車、中里中出身)が東京五輪出場権をつかみ取った。服部は40㌔過ぎからの接戦で驚異の粘りを発揮、優勝した中村匠吾(26、富士通)に8秒差の2時間11分36秒の2位でフィニッシュした。服部選手はレース2日後の17日、妻有新聞社に電話を入れ「援馬隊の旗が見え、頑張らなければと力になった。東京五輪出場は地元の声援のお陰。十日町、津南の皆さんに応援ありがとうと伝えて下さい」と感謝を話した。

  レースはスタート直後から設楽悠太(27、ホンダ)が飛び出し独走する展開となった。服部ら2位集団は一時、2分以上の差をつけられたが、気温がスタート時の26度から29度を超す暑さとなり、25㌔過ぎから設楽が失速、37㌔過ぎに服部と中村、日本記録保持者の大迫傑(28、ナイキ)らが逆転。39㌔過ぎに中村がスパートをかけて抜け出し、続いて大迫、服部が追う展開に。服部は胸に付けた、祖父母の写真を入れた妹・葉月さん(15)手作りのお守りに何度も触れると、先行する大迫を42㌔手前で抜き去り、2位でフィニッシュ。驚異の粘りで東京五輪代表切符を手にした。
 服部選手は本紙に「代表選考レースに向け、直前の菅平合宿で40㌔走の翌日に麓から10㌔以上駆け上がる厳しいトレーニングに取り組んできた。その成果が最終盤につながった」と話し、「レースでは状況を見極めながら冷静に走ることができた。必ず2位以内に入りたいという強い気持ちを持って走った。代表権を取ることができてうれしい」と喜びを語った。
           ▽▼▽
 関口芳史・十日町市長=心からお祝い申し上げます。多くの市民に感動を与え、子どもたちの夢を大きく育んでくれたものと確信しています。陸上5000㍍に取り組む弟の弾馬選手と共に東京五輪に出場されることを大いに期待しています。
 十日町市陸上競技協会・南雲政治会長=念願が叶い、こんなにうれしいことはない。体調を管理し、東京五輪では立派なパフォーマンスを見せてほしい。十日町一丸となって応援します。
 中里スポーツ後援会・上村斉会長=バンザイ、やったーという感じだ。後援会活動を大いに盛り上げていきたい。東京五輪での活躍を期待します。
中里中時代に陸上を指導した江村浩一教諭(現塩沢中)=車で駆け付け声援をおくった。東京五輪出場がまだ信じられないくらい。でも本当にうれしい。本番では体調に万全を期して思いっきり走ってほしい。
服部兄弟応援団・援馬隊・吉楽一彦隊長=2位に入った時、バンザイ、バンザイと喜び合った。うれしくて涙が出た。東京五輪では大応援団を組んで駆けつけたい。
           ▽▼▽
 東京五輪マラソンの代表権をつかんだ服部勇馬選手は、来月中旬にも十日町市を表敬訪問する可能性が出てきた。
 服部選手によると、来月18日に新潟市内でテレビ局の取材を受け、翌19日にはデンカビッグスワンで開催のイベントに特別ゲストで出演する予定。それに合わせて十日町入りが可能かもしれないという。ただ東京五輪に向け早くも合宿がスタートするということで、実現するかどうかは未確定だ。

 

服部選手の代表権獲得にバンザイで喜ぶ援馬隊ら応援団

援馬隊、バンザーイ!

 レースはスタート直後から設楽悠太(27、ホンダ)が飛び出し独走する展開となった。服部ら2位集団は一時、2分以上の差をつけられたが、気温がスタート時の26度から29

 東京五輪マラソン代表選考レース・MGCは、初の代表選考レースとあってマラソンファンや各選手の郷里、職場など全国各地から応援団が駆けつけ、沿道は溢れんばかりの人で埋まった中で行われた=写真はいずれも15日、東京・明治神宮外苑で。

 十日町からバス2台で駆けつけた80人余りの応援団は、服部勇馬・弾馬兄弟選手を応援する「援馬隊」の桃太郎旗や団扇を持って、先ず日本橋付近に陣取った。レースがスタートして約30分後、先頭を走る大集団の姿が見えると「勇馬、頑張れ」と大声援。しかし、周りの選手の応援も激しく、沿道は「爆音」状態。あっという間に選手の集団が駆け抜けると、援馬隊は人込みをかき分けながら次の20㌔地点の応援ポイントに移動した。20㌔地点では抜け出した設楽選手に服部選手ら4選手ほどが第2集団を形成して追走。早くも上位陣が絞られ、援馬隊の中には「いけるぞ」との声も上がった。

 援馬隊の一部は、さらに地下鉄などを乗り継ぎ終盤の41㌔付近に移動。選手にとって厳しい上り坂が続く地点だ。スタートから2時間9分余り、トップを走る中村選手が急カーブを曲がって姿を見せた。大歓声が沸き起こる。続いて追いかけて来たのは大迫選手。「勇馬はまだか」。数秒おいて服部選手の姿。援馬隊が大声援。歯を食いしばって急坂を上る服部選手。逃げる中村、大迫選手。「うーん、勇馬が前に追いつくのは難しいか」、そんな声も洩れた。

 しかし、スマホなどでテレビ観戦していた応援メンバーから「勇馬が大迫を抜いたぞ」の声。「よーし、行け行け」。援馬隊が盛り上がるなか服部選手が2位でフィニッシュすると「やった、やったー」と大喜び。うれし涙で顔をくしゃくしゃにした。

           ▽▼▽

 服部選手の両親、服部好位(よしのり)さんと麻理子さんは「心配でとても大会会場で見ていられません」と自宅でテレビ観戦。2位でフィニッシュした息子の姿に、目頭を抑えながら喜びをかみしめた。

 一方、「兄の夢を支えたい。俺が家業を継ぐ」と決めた三男・風馬さん(22)は、援馬隊と共に現地に駆けつけた。風馬さんは2位でフィニッシュした兄を追ってゴール裏に駆けつけ、兄・勇馬選手とハイタッチを交わした。言葉は交わさなかったが「ハイタッチで思いのすべては伝わったはず」と風馬さん。「五輪切符をつかんで本当にうれしい。本番でも期待に応えてくれるはず」とさらなる兄の活躍に期待をかけている。

段十ろうに120人余りが集まり服部選手に声援をおくったパブリックビューイング

勇馬コール、大歓声響く

 越後妻有文化ホールが歓喜に沸いた—。地元で服部勇馬選手を応援しようと、東京五輪マラソン代表選考レース・MGCのパブリックビューイングが15日、同文化ホール・だんだんテラスで開かれ、詰めかけた市民や学生陸上選手ら120人余りが「つかめ、東京五輪」の小旗や援馬隊の団扇を持って応援した。

 レース序盤から声援をおくっていた応援団も、激戦の後半になると一段と声が高まって「ゆ・う・ま」の大コール。終盤で2位争いのデッドヒートになると会場の期待は最高潮に。2位でゴールすると来場者は「やったーっ」「すっごーい」と割れるような大歓声が起き、抱き合ったりハイタッチして喜び、涙を拭う姿も見られた。

 応援に駆け付けた、呼び名が同じ十日町小の服部雄真君(6年)は「頑張って、すごく速かったです。僕も陸上をやっているので服部選手のようになりたいです」と話し、十日町中陸上部の長津小百香さん(3年)は「すっごく感動しました。私たちの応援が伝わったかのようにラストスパートをかけてくれて嬉しかった。練習の励みになります」と快挙に声を震わせた。また、会場に駆け付けた関口市長は「すごい走りで大感激した。彼なら絶対に期待に応えられる。東京五輪では市民を巻き込み最高の応援団を作りたい。弟の弾馬選手も5千㍍で頑張っているので、兄弟で五輪出場してメダルを取ってもらいたい」と喜びと期待を話した。

アルティスタ、県大会へ

県少年サッカーU‐11選手権中越地区プレーオフ

 アルティスタが県大会出場を決める—。県少年サッカーU‐11選手権中越地区プレーオフが16日、長岡市寺泊海浜公園多目的広場で開かれ、アルティスタU‐11が県大会出場権を獲得した。

アルティスタはライツ長岡を3‐0、ナポリ三条と1‐1で引き分け、1勝1分で県大会出場を決定。さらに順位決定戦でセルピエンテ長岡を1‐0で破り、中越地区の県大会出場8枠の中に入った。県大会は来月12、13日、新潟聖籠スポーツセンターで開かれる。

 柄沢碧杜主将は「県大会では失点をなくし、皆で声を出して決勝トーナメントに進みたいです」と話し、西野雄二監督は「苦しい試合もあったが集中して守備を頑張った。県大会まで3週間、攻撃の精度を上げていきたい」と話している。

 メンバーは次の通り。

 ▼5年=酒井新太(十日町)高橋翼(同)堀颯馬(同)片桐杏亮(同)小林奏翔(同)勝又悠太(同)田村銀汰(川治)福原成(同)柄沢碧杜(千手)岩田浩武(中条)▼4年=山口煌矢(東)和田美優(中条)恩田勇真(西)福納春真(同)佐藤修斗(小千谷)松澤來代里(川治)中澤颯介(同)

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中学駅伝「男女総合優勝めざす」

津南中学校

 地元出身の服部勇馬選手が東京五輪マラソン選考レースで出場権を獲得し盛り上がっているなか、全国をめざす中学校駅伝競走大会の地区予選がいよいよ開幕する。前年の県大会では、男子は川西が、女子は十日町南が優勝候補の一角に上げられながらも男女とも小千谷に阻まれた。今年も強力な布陣を揃えた小千谷に、妻有勢が「打倒小千谷」を掲げて挑む。なかでも、男子は粒を揃えた津南、十日町、女子は前年の県準優勝・十日町南、十日町、津南などが有力だ。とくに女子・十日町南は有力選手が揃った最終年で、これまでの悔しさを胸に大一番に挑む。今年の主な妻有勢チームを展望する。
 『男子(6区間)』
昨年は3年が1人だけで1、2年主体という若い布陣で挑み、県大会の結果は5位。それだけに「小千谷に勝って全国にいきたい」と、強い気持ちで練習に励んできた。夏場からの合宿は、これまでの2回から3回に増やし、熱中症を避けようと志賀高原など高地にまで足を運んで鍛えてきた。
 チームは、昨年の滝沢育矢のような3000㍍県4位の実力を持った飛び抜けた選手はいないが、井ノ川純平(3年)や藤ノ木剛(同)中沢拓斗(2年)ら3000㍍で9分30秒以内のタイムを持つ選手が揃っており、この3選手を中心にレースを組み立てる。
津端一徹主将は「全体的にまとまっているチーム。さらにスピードをつけ、小千谷に挑みたい」と話し、瀧澤慶太監督は「練習はしっかりこなしてきている。一昨年に続いての全中出場をめざし頑張りたい」と意欲的だ。
 『女子(5区間)』
男女揃っての全国をめざす。が、十日町南、十日町、小千谷などライバルがひしめく。
 今季は、女子3000㍍でジュニアオリンピック出場を決めた中島ひな子主将を中心にレースを組み立てる。滝沢来実(3年)田中千智(同)も昨年のメンバーで、共に1500㍍5分3秒の記録を持つ。「目標はもちろん全国出場です。強いチームもあるけど、先頭集団に付いていき、最後に抜いてトップに立ちたい」(中島主将)とレース戦術を描く。合宿も男子と共にこれまで以上に取り組んできた。
先輩が築いてきた『駅伝の津南』の名。昨年の県大会は4位に入り北信越大会にも出場、「予想以上の成績」をつかんだ。今季も好結果を県に響かせる。
 《メンバー》
 『男子』▼3年=井ノ川純平、津端一徹、半戸琉哉、藤ノ木剛、宮川天太、風巻竜英▼2年=磯部恭市、滝澤娃斗、中澤拓斗、保坂航平、山岸颯太▼1年=石沢竜雅、桑原由奈、齊藤丈太、津端英大、古野樹
 『女子』▼3年=滝沢来実、田中千智、滝沢夏海、中島ひな子、宮﨑蕗子▼2年=鈴木未羽、鈴木珠愛、中島杏
                ▽▼▽
 ◎第29回中越地区中学校駅伝競走大会=10月16日、小千谷市白山運動公演陸上競技場
 ◎第29回新潟県中学校駅伝競走大会=11月1日、長岡・国営越後丘陵公園特設コース

■県中学校ジュニアオリンピック記録突破会 (8月25日、柏崎市陸上競技場。妻有勢8位まで)

 『男子』▼共通▽円盤投②阿部凜太朗(中条3)33㍍80⑤柳日向(松代2)28㍍72▽4×100㍍⑦松代(柳日向、柳伊吹、柳瑛太、瀬沼大進)47秒91▼B▽1500㍍⑥佐野鈴太(十日町2)4分17秒52⑦中澤拓斗(津南2)4分22秒17▼C▽150㍍③保坂航平(津南2)4分34秒64▽100㍍ハードル③太田圭汰(中条1)15秒70⑧久保田凌玖(津南2)17秒72

 『女子』▼共通▽円盤投⑤春日玲海(吉田3)22㍍66▼A▽3000㍍①中島ひな子(津南3)10分19秒10②福原陽(まつのやま学園3)10分25秒18④村山愛美沙(南3)10分34秒42⑤遠田鈴(同3)10分37秒05⑦南雲穂香(同3)10分55秒08⑧田中千智(津南3)11分1秒78▼B▽1500㍍⑦春日彩音(南2)5分00秒32▽走幅跳⑦山田敬(水沢2)4㍍45▽砲丸投⑤庭野茜(松代2)9㍍41▼C▽100㍍②山賀凪(松代1)13秒33▽800㍍①高橋美空(十日町1)2分22秒47②山田寿々菜(同2)2分23秒13▽100㍍ハードル④小林ゆり(十日町1)17秒40▽走幅跳①島田芽衣(南1)4㍍88▽砲丸投①春日愛々花(吉田1)8㍍63

 ▼一般①Spe3②50s③チームSTO▼エンジョイ上位①チームHOSAKA②高1③DIVERSION

2019年9月21日(土)

服部勇馬、東京五輪めざし15日神宮決戦

トップランナー・服部勇馬選手(25、トヨタ自動車)が出場する東京五輪日本代表出場権をかけたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)は、いよいよ15日、東京・明治神宮外苑いちょう並木をスタート・ゴールに開かれる。男子のスタートは午前8時50分。昨年の福岡国際マラソンで日本歴代8位の好記録2時間7分27秒をマークして優勝した服部選手、東京五輪出場が期待される。
 服部選手は上位2人が2020東京五輪に内定する運命のレースに向け「課題は風邪をひかないこと。去年の9月15日は風邪をひいていたので気を付けたい」とし、最後の調整に入っている。MGCでは、37キロ以降の上り坂が勝負と読み、「相手となる選手は強いが、代表権を勝ち取れたらいい」と関係者に話している。
3年前のリオデジャネイロ五輪の代表選考を兼ねた東京マラソンでは、35キロで日本人トップに立つも40キロ手前で失速、五輪には届かなかった。終盤の失速が課題と突き付けられ強化してきた4年間。昨年の福岡国際では最後に突き放すレースを見せ、課題を完全克服。大会直前のアメリカ合宿もこなし、自信を胸に五輪の道を切り開く。

 十日町陸上競技協会・南雲政治会長=妻有地域の期待の星。体調がよければ十分トップを狙える。何としても2位以内に入ってもらい、夢の東京五輪に出場してもらいたい。力になるよう沿道で精一杯応援します。
 中里スポーツ後援会援馬隊・吉楽一彦隊長=調子はよいと聞いている。何としても2位以内に入ってもらい、東京五輪に出場してほしい。もう力いっぱい応援します。
 
 服部選手を沿道で声援を送ろうと呼びかけた十日町市民応援ツアーは、地元はじめ新潟市や上越市、南魚沼市などから約80人が申し込んだ。当日はバス2台に分乗し、マラソンコース沿道で応援する。
 
 服部選手の応援団体・中里スポーツ後援会「援馬隊」(吉楽一彦隊長)では当日、段十ろうの『だんだんテラス』に大型テレビを設置し、応援観戦を行う。入場自由。
 
 援馬隊が募集していたロゴマークも決定した。馬のイメージキャラを中心に据えたもので、22点の応募の中から中里スポーツ後援会の上村斉会長と援馬隊の吉楽会長から4点に絞り、服部勇馬・弾馬兄弟に選んでもらい、その結果、新潟市のデザイン事務所に勤務するあだちあさみさんの作品に決定した。賞金は5万円。ロゴマークは桃太郎旗などに活用する。
 
 東京五輪マラソン代表の選考方法=今月15日開催のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で男女各2人を代表に決定。残り1人はMGC後の男女各3レースで設定記録2時間5分30秒以内をクリアした選手が選ばれる。設定記録を突破する選手が出ない場合、MGCの1~3位が代表になる。