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2022年(令和4年)10月8日(土)

​今週の妻有新聞ダイジェスト

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サケが来た

宮中取水ダム・西大滝ダム 遡上低調気味

 信濃川のJR東日本・宮中取水ダム魚道で先月11日からサケ遡上調査開始後、初遡上は先月29日にようやくオス1匹と大幅に遅れ、今月に入ってから3日3匹、4日4匹、5日9匹と増え、5日現在17匹(オス14匹、メス3匹)となっている。温暖化などの影響で全国的に遡上数は減少しており、中魚漁協では「ようやく水温が20度を下回ってきた。これからが遡上の本番。いっぱい戻ってきてほしい」と期待している。

 サケ遡上調査は朝、昼、夕方の1日3回、JR東が独自に個体数のみの調査を続け、今年は9月11日〜11月10日まで2ヵ月間実施する。例年だと9月中旬になると連日、遡上が確認されていたが、今シーズンは10月に入ってようやく戻ってきた。同漁協では2016年から毎年サケの稚魚約50万匹を放流。2015年に1514匹と調査最高を記録したが、その後は半減。昨年の遡上数は330匹だった。

(詳細は2022年10月8日号をご覧ください)

ようやくサケが遡上(5日、宮中ダム魚道調査トラップで)

進む堤防改修、さらに大増水心配も

2019信濃川水害から3年 信濃川水系緊急プロジェクト、津南8工区で

過去最多の大増水で堤防を越流し集落が浸水(2019年10月13日、津南町押付、十日町地域振興局提供)・堤防嵩上げで整備が進む津南町押付の護岸(4日、右が信濃川)

 2019年10月13日の台風19号による千曲川・信濃川の大増水で、流域一帯で発生した大洪水から今月13日で3年が経過する。上流から中流、下流域まで広範囲で被害が発生し、国と長野県、新潟県は「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」を立ち上げ、台風19号規模の増水に耐えうる堤防や護岸改修を5年間で取り組む事業と、さらに改修に取り組む8年間の事業に取り組んでいる。5年間の緊急プロジェクトは、千曲川上流域と信濃川中流域で同時進行し、津南町では8工区で堤防嵩上げや護岸改修が進む。十日町市流域は緊急プロジェクト事業はない。このうち緊急災害復旧関連事業は5工区で進み全体事業費は約60億円。すでに完工した工区もあり、住民主導で当初の堤防改修計画を見直した津南町下足滝工区は先月着工し、来年6月には完工の見通しだ。上流域の千曲川流域が整備され、遊水池など整備される一方で護岸整備により下流への出水時間と流量・流速が増すため、19号を上回る大増水時での下流域への影響が懸念されている。

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10月8日号 洪水・堤防改修後Asn
10月8日号 洪水・堤防改修後Asn

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10月8日号洪水(2019・10・13信濃川sn大増水・信濃川橋)
10月8日号洪水(2019・10・13信濃川sn大増水・信濃川橋)

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10月8日号 洪水・堤防改修後Asn
10月8日号 洪水・堤防改修後Asn

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「定数減」で12月議会提案へ

​津南町議会 有権者アンケート「現状多い」多数

 議員定数は削減、報酬は現状維持で提案へ—。津南町議会定数等特別委員会(津端眞一委員長・6人)は、来月4日の町議会全員協議会で議員定数(現在14人)を削減、議員報酬は現状維持とする提案を出す方針を明らかにした。定数削減数に関して津端委員長は「定数12人とするか、10人とするかはまだ決まっていない。今月中に特別委を開き、委員会の意思を決定したい」とする。一方、議員報酬は「住民アンケートの結果を考えると上げるのは難しい。議員報酬の議論は次期議会で検討して欲しい」と見解を話した。11月の全協で議会意見をまとめ、12月議会で議員発議により定数削減案を提出する予定だ。

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第2期協定書に調印した関口市長と新潟大の牛木学長(写真・十日町市提供)

​出向くケア・医療で「十日町モデル」

第2期寄付講座、在宅介護の体制構築

 十日町版「地域医療計画」の策定を—。高齢者世帯が増加し、「医療過疎」ともいわれる豪雪山間地を抱える十日町市は、3年前に新潟大大学院と連携して取り組んできた第1期の『十日町いきいきエイジング講座』が先月末で終了。これまでの実績を踏まえ、第2期として3年間の更新協定を4日、新潟大で締結した。『出向くケアと医療』を主軸に、高齢化社会と人口減少に対応した医療と介護の提供体制の構築をめざす方針だ。

 第2期では1期同様、寄付講座として実施。十日町市医療福祉総合センターを拠点に、特任教授で今春から十日町市医療技監に就いている菖蒲川由郷氏と特任助教・白倉悠企氏がこれまで通り駐在し、第1期で実施した訪問看護ステーション『おむすび』の将来的なビジョン策定など、『十日町モデル』となる妻有地域の医療・介護連携の体制強化、プラットフォームづくりに取り組む。

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「きもの発信を」と清津峡渓谷トンネルでプレイベントを実施(右から5人目が河田さん、5日)

清津峡できもの魅力発信

レンタル「kcda」河田千穂さん

 「きものの魅力を発信したい」と、意欲ある女性のチャレンジが始まる。十日町市に暮らし5年目の河田千穂さん(29、長岡市出身)。きものを身近なおしゃれとして楽しむ環境をと、新たな事業「十日町着物レンタルkcda(クダ)」を立ち上げ。国内外から来訪者がある人気スポット・清津峡の元民宿の一角を借り、来場者が気軽にきものを借りて着られる事業をスタート。今月8〜29日までの火・水・土日の午前8時〜午後4時に受付ける。「きものが有名な十日町。でも着る機会が少ないと感じていて。高貴なおしゃれとして楽しめる機会を作りたい」と意欲を話す。

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18年ぶり町直営施設で開所した「まちなかオープンスペースだんだん」(1日、大割野で)

​どう活用交流拠点、「しかけ」課題

津南町大割野 まちなかOSだんだん開所

 18年ぶりの津南町直営施設として今月1日、町中心街の大割野に開所した「まちなかオープンスペース(OS)」(愛称・だんだん)。ITC活用の「テレワーク施設」としての活用を第一とし、同所を登記地とする県外からの進出企業誘致、さらには誰でも集える住民交流の場とし町活性化の拠点となるのをめざす。開館後の週末では部活帰りでバス待ちの県立津南中等教育学校生の利用、パソコン持ち込みで仕事する一般者もいたが、まだ来訪者は少ない。1〜3日の3日間の利用者は172人、うち小中高生91人と、学生が半分以上を占める。今後どう交流拠点化を進めるかが課題だ。

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「幸せプロジェクト」の第一弾のコメ収穫祭に来町した小林幸子さん(2日、津南原高原で)

「越後情話米」で農業振興

歌手・小林幸子さんプロジェクト

 「後継者不足の農業。私が発信することで若い人たちが農業に関心を持つきっかけとなり、農業は楽しいという形を作っていければ」。新潟出身の歌手・小林幸子さん(68)が、故郷の農業活性化にと今年スタートした「幸せプロジェクト」。その第一弾として、津南町で魚沼産コシヒカリを約2ヘクタールで栽培。自身の楽曲『越後情話』の名を冠しプライベートブランド化し、ネット販売など通し新潟県農業の全国アピールを図る。

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