「感染不安」、地域活動ストップ

 感染拡大の予防と住民への情報提供、不安対応のため津南町は先月28日午後3時20分、十日町市は29日午前10時、新型コロナウイルス感染症対応の警戒本部を設置。十日町市は4日、対策本部に格上げし、地域での感染拡大の場合の対応策などに乗り出している。

 さらに新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、国の要請を受け入れた小中学校・高校の授業休業が2日から始まっている。学童保育や放課後クラブで児童の預かり活動が続くが、支援スタッフは集団活動をさけるプログラムを組むなど感染予防に努める。担当スタッフからは「通常の学童保育と違い、検温や活動内容など、気を付けるところが多い」と気配りに努めている。

 『見えない相手』をどう予防するか、住民不安は広がり、市町村では広報無線や広報文書などで「手洗い」「せきエチケット」「人込みに行かない」「発熱時は検温する」「不安の時は医療機関、保健所に連絡を」などを呼びかけ、対策強化に乗り出している。


朝7時半から夕方6時半、15カ所で 中学修学旅行延期 国助成を要望

 十日町市は24日、関口市長を本部長に警戒本部対策本部に格上げし、3月定例議会開会中だが随時本部長会議を開き、情報収集と住民の不安対応などに乗出している。国の要請を受け入れ、2日から小中学校を休校にし、学童保育・放課後クラブを市内各所に開設し対応している。開設は春休みを含む新学期までを想定するが、感染拡大の場合、国県方針を受け、再検討する方針だ。

 市の学童保育「放課後児童クラブ」は2日から市内13ヵ所の小学校と私立こども園2ヵ所で開設。平日午前7時半〜午後6時半まで対応し、私立こども園(慈光、北越)2園で午後6時半まで対応。なお十日町市の昨年夏休み利用状況は、登録465人に対し399人が利用している。

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 西小学校(南雲秀彦校長、児童261人)では初日の2日、放課後児童クラブ登録の9人が朝から一時預かり場の図書室で読書などで過ごした。3日は30人余が訪れ、友だちと教科書で勉強などした。入校時にアルコール除菌剤での手洗いを義務づける。「学校は休みでうれしいけど、新型コロナウイルスは怖い」と話す児童も。保護者は「子どもを預けることができてありがたい。早く新型コロナウイルスの感染が終息してほしい」と話す。市教委は発熱やカゼ症状の児童利用は控えるよう呼びかける。

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 昨年8月オープンした市児童センター「めごらんど」。土日・祝日には4百人余が訪れる人気スポット。だが先月29日の週末は40〜50人前後。普段の平日は80人余だが、以降は1日20人台に激減している。同センターは、遊びを通じて感染を防ぐためボールプール利用を中止し、今月14日予定のイベント「おりがみであそぼう」も中止。

 大島満センター長は「保護者が新型コロナウイルスの感染を心配し敬遠しているようです。遊具はじめ管内の除菌清掃を徹底していますが、早く終息してほしい」と話す。

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 中学校の修学旅行の延期が相次いでおり、十日町市は市内中学校10校のうち9校が延期。まつのやま学園は昨年秋に実施している。中学2年の修学旅行は例年3月か4月初めに実施しており、今回は感染予防から延期を決め、新学期以降を予定し、市ではキャンセル料発生の場合、全額助成の方針を示し、この費用も国対応を要請している。











学童スタッフ10人体制で対応 津南病院、電話で処方箋受付

 津南町は国要請を受け2日から津南町総合センターで学童保育(朝8時〜午後6時)を開設。利用登録は随時町教委で受付けている。5日現在の利用登録102人(年度内登録数)。4日には13人が朝から利用し、学校支援員や学習支援員など10人のスタッフが交代で担当し、常時8人前後が常駐している。

 学童保育は町総合センターの研修室や武道場、体育館など日中空いている場所を活用し、密接にならないように集団活動に配慮した取り組みをしている。4日は1階の広い研修室で縄跳びやテーブルでのオセロ、工作などにスタッフの指導で取り組み、元気な声が部屋に響いていた。

この日のスタッフ取りまとめの髙橋洋子さんは普段は保育園の補助に入っている。毎朝、来場する児童たちを検温し、37度5分以下を確認しスタッフ全員がマスクし、子どもたちを指導する。髙橋さんは「朝の検温、活動中はなるべく込み合わないようになど、通常の預かりとは違う気の使い方が必要です。早く収まってほしいですね」と話している。

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 津南中学校の修学旅行は2年生56人が今週6、7、8日、関西方面に予定していたが延期となり、新年度秋口を予定する。今回の延期でキャンセル料が発生し、町教委では国と県に財政補てんを要請している。

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 町立津南病院では感染予防から処方箋対応で外来受診なく電話連絡で薬処方ができる体制を始めている。対象は津南病院を「かかりつけ医」としている方。朝9時から午前11時半の間、電話受付する。受付後、午後に病院から依頼者に連絡を入れ、容態・薬の種類などを確認し、指定の院外薬局へ処方箋をファックスする。依頼者は病院で外来することなく薬を受け取れる。問合せは町立津南病院℡025-765-3161。

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