新型コロナで注文殺到



NPO法人あんしん トイレットペーパー増産

 「トイレットペーパー(TP)は地産地消で」—。新型コロナウイルスの影響で不足する紙製品。障がい者の就労支援事業等を平成14年から続けるNPO法人支援センターあんしん(樋口功会長)の「ワークセンターあんしん」(市内稲荷町)は障がい者の自立のためTPを製造販売しているが、急増したTP注文に増産体制で対応している。

 市内のスーパーやホームセンター、薬店などの棚からマスク、TP、ティッシュ、紙オムツ、生理用品が姿を消しているなか、同センターではTPを月平均約6万個を出荷。困っている人のためにと先月28日には、ホームページで「トイレットペーパーの在庫は十分にあります」と発信した。情報閲覧者は1万5千人近くに上り、2日までに全国から約340件、TP3万9千個余りの注文が殺到した。

同センターは通常土日は休業だが急きょ先月29日と今月1日、障がい者と職員が出勤し、ボランティアも駆け付け、TPを買いに来たお客さんまでが「これは大変」と手伝い、製造と出荷を急いだ。また、市内のセブンイレブングループから「店頭で売るTPが入荷しないので卸してほしい」と1日朝に要望があり、当日のうちに5店舗に500個ずつ出荷し、追加注文もあり納品した。さらにJA十日町ベジぱーくや川西じろばた等5社にも卸しており、個人客もあるので配送担当者もてんてこ舞いだった。

 同NPOの久保田学事務局長は「必要とする人に急ぎ対応している。原料も静岡から入っており、3日には7500㍍巻きの原料20巻が入荷。慌てず普通どおりの購買に戻ってほしい」、そして「市内には工場があることを知っていただき、地産地消で障がい者支援に繋げてほしい」と話し、樋口会長は「今回の注文対応で障がい者と職員らが積極的に集まってくれ本当にありがたい。新型コロナは災いだが『あんしんTP』をさらに知ってもらう機会にして、障がい者自立に向けた福に転じたい」と話している。

 問合せと購入は℡025‐757‐5511、ホームページは「NPOあんしん」で検索。




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