雪下にんじん、出荷スタート

 一面の雪原。ここは津南町赤沢大地。標高450㍍。この雪の下に広大な耕地が広がる。秋収穫のにんじんをそのまま雪の下にして春まで保存する「雪下にんじん」。先駆けの農業者が津南町で作り始めて25年余。その食味、評判が評判を呼ぶ市場が求める「雪下にんじん」。



少雪で収穫時期が1週間早まる

 他の積雪地では「スノーキャロット」「雪美人にんじん」「雪の下にんじん」など出回る。発祥地をブランド化するため津南町は農水省の「GI認証(地理的表示)」を昨年取得。今冬の少雪で、その特産の雪下にんじんの収穫が1週間ほど早まり、今週初めから始まっている。

 千葉出身で北海道大卒後、新規就農で23年前に津南町に移住した宮崎朗さん(48)。というより、パンや焼きいも、加工食品、スイーツなど食品ブランド『はらんなか』の宮崎さんでよく知られる。雪下にんじんは5年前から取り組み、現在50㌃ほど作付けする。「雪が少なく、このまま雪消えが進むと、収穫作業が集中し、ちょっと大変です」。この日は赤沢地域の8㌃ほどの畑で収穫。先月末に積雪40㌢を除雪し収穫の準備。周囲はまだ30㌢弱の雪のなか、土から掘り出した雪下にんじんの赤が際立つ。「今年の出来はいいです。大きさも揃って、うまいです」。来月初めまで収穫作業は続く。

 ところで『はらんなか』の人気の一つが「焼いも」と「自家製パン」。毎週火曜(JA津南町わきメルシー店)と金曜(町内正面、津南ショッピングセンター)で軽トラで店開き。焼いも用のイモも自作、パン酵母も自作。人気が広がっている。


6回の閲覧
妻有新聞タイトル2-1.png

株式会社 妻有新聞社

津南支局  〒949-8201新潟県津南町下船渡丁2461-2 TEL.025-765-2215 FAX.025-765-5106

十日町支局 〒948-0051新潟県十日町市千歳町2-3-5 サンタクリエイトビル2F TEL.025-755-5227