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2021年(令和3年)11月27日(土)

​今週の妻有新聞

 
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開削期成同盟会の要望書を受けた国会議員と県議(22日、中央右が水落会長)

構想から35年余、開削運動強化を

国道353号 十二峠新トンネル 新潟・長野8自治体、両県知事をメンバーに

 融雪災害で2014年4月5日に国道山側斜面が大崩落し、122日間に渡り全面通行止となり物流ストップで地域経済に大打撃を与えた国道353号・十二峠。組織再編で1997年設立の「国道353号十二峠新トンネル開削期成同盟会」は新潟・長野の両県関係自治体で作り、毎年国や県に新トンネル開削の要望活動を展開している。だが「なかなか進まない」のが地元感情。今月22日、期成同盟会総会をラポート十日町で開き、例年通り出席の国会議員や県議に早期開削の要望書を手渡した。来賓で先の衆院選初当選の立憲・梅谷守氏は「上越魚沼快速道路は着実に進んでいる。この353号十二峠の新トンネル開削はなかなか進まない。なぜ進まないのか、もう一度考える必要があり、開削運動の強固な土台作りが必要」と、新潟・長野の両県知事、長野1区の国会議員を同盟会に入れることを提唱した。十二峠新トンネル開削運動は新たな展開ができるのか、沿線住民の関心が集まる。

(詳細は2021年11月27日号をご覧ください)

 
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資金支援を求める高校生と「支援する会」が面談会を行った(18日、津南中等校で)

向学支援、学生増加をバックアップ

県立津南中等校・支援する会 「探究学習支援」で資金提供

 昨年『令和5年度(2023)に募集停止』の方針がいったん県教育委員会から出たがその後撤回、『検討事項』となった県立津南中等教育学校(小林英明校長、320人)。あれから1年半余。町内外の有志で作る活動サポート組織「支援する会」(草津進会長)は昨年末に設立。町内外の163個人団体から寄付122万円余を受け、同校への支援活動で何ができるかを模索。同会では今期、活動を津南中等の特色ある活動となっている『探究学習支援』をひとつの柱とし、探究学習実践に必要な資金支援を計画。18日は5学年の探究学習全15チームのうち、6チームが考案した地域活性化活動に必要な支援金を得るために支援する会メンバーにプレゼンテーションを行い、自らが考えたプランへの想いを伝えた。同会は6チームに合計約26万円の支援を役員会で決定。資金を得た高校生の実践活動に注目が集まる。

(詳細は2021年11月27日号をご覧ください)

 
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古民家と地域再生を講演するカール・ベンクスさん

「古民家は宝石の原石」

設計士のカール・ベンクスさん

 『古い家のない町は想い出の無い人間と同じである(東山魁夷)』—。4年前に「ふるさとづくり大賞・内閣総理大臣賞」を夫妻で受賞したドイツ生まれの建築デザイナー、カール・ベンクスさん(79、十日町市竹所)が「東山魁夷の言葉にすべてがある」と改めて雪国古民家の素晴らしさを語った。

 十日町情報館の読書週間講演会で、テーマは『よみがえる古民家』。「古民家は宝石の原石です。磨けば、光り輝きます」と取り壊し寸前だったあ空き家を、堂々たる威容の姿に生まれ変わせた古民家は、これまで70棟余りにのぼる。講演では竹所の自然に惹かれたことなどを話しながら古民家再生プロジェクトに取り組んだ事例を紹介。「若い移住者が増え、平均年齢70代だった地区が40代になり、子どもたちの声が響くようになった」としながら、集落の入り口にある牛舎も改修し「日本で一番高級な牛小屋になりました。外観だけだけど」と会場を笑わせた。

(詳細は2021年11月27日号をご覧ください)

 
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時間をかけて意見を出し合い共有した委員たち(19日)

「再編の再編も見えてくる」

下条地区、小中学校再編で、「不確定要素が多すぎる」

 十日町市教育委員会の第2次十日町市立小・中学校の学区適正化に関する方針に対し、下条地区振興会(上村栄市会長)は昨年10月に「下条中学校統合を考える会」(村山実委員長・委員18人)を立ち上げ検討を進めている。今年度第2回委員会を19日、利雪親雪総合センターで開き、意見を出し合い共有した。適正化方針では、中学校は「1学年2学級以上」とし、令和10年4月までに下条中と川西中を中条中に再編する計画が出ている。

 市教委が市内の保護者にとった適正化方針に関するアンケート結果が公開されたことから、同会では来月中に市教委の説明を受け、質問する場を設ける予定。上村会長は「市教委に令和10年に向けて、どういうスケジュールで進んでいくか質問しても答えが無いというのが実態。川西では統合は絶対反対という声もあり、不確定要素が多すぎて焦点が絞れないが、我々は学識を深めて話し合いを続けて行かなくてはならない」と話した。

(詳細は2021年11月27日号をご覧ください)

 
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市防災システム管理室から市民に必要な情報を放送する

​全市18000台、屋外89カ所スピーカー

十日町市防災行政無線を完備 4年継続事業、13億2328万円要し

 4年をかけて整備を進めてきた十日町市デジタル同報系防災行政無線システムはこのほど工事が完了、10月から正式運用を開始している。18日に越後妻有文化ホールで運用開始式を行った。同無線の個別受信機は家庭と事業所に約1万8千台を配備。屋外スピーカーは89ヵ所に設置するなど迅速な防災情報発信力を強化した。地区を選定した放送も可能で、平時は町内や振興会からの地域情報放送もできる。総事業費は約13億2328万円で国緊急防災減災事業債を活用して市の実質負担は3割。総務省信越総合通信局によると、約2万台の規模で個別受信器を設置した自治体は十日町市が初めて。

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2年連続で津南開催のウエイト全日本選手権。日本新で49㌔級優勝の高橋いぶき選手(20日)

コロナ禍大会に最適、2年連続開催

全日本ウエイトリフティング選手権 「試合ができ嬉しい」

 久しぶりの全国大会に国内トップ選手たちが全力で挑んだ。全日本ウエイトリフティング選手権・第81回男子と第35回は20〜23日、ニュー・グリーンピア津南(NGP)で開催。津南町での実施は2年連続。新型コロナウイルス感染拡大防止で今年も無観客で行ったが、男女とも10階級に全国から190人余が出場。東京五輪銅メダルの安藤美希子選手(FAコンサルティング、55㌔級)、同五輪4位入賞の糸数陽一選手(67㌔級、警視庁)らオリンピアンらも参加。選手や役員・監督らは事前PCR検査を行うなど感染予防対策を徹底し行った。大会は動画サイトYouTubeでライブ配信。津南町も協力、表彰台に登った選手に津南産新米コシヒカリをプレゼントした。

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天日干しで作った手作り新米を販売する上郷小5年生(7日、津南観光物産館で)

「天日干しです」

上郷小 自作新米を販売

「美味しい天日干し米はいかがですか」と商人となった子どもたちの声が響いた。上郷小(佐藤吉弘校長)の5・6年生15人は今年学校田3㌃余でコシヒカリを栽培。百㌔余の収穫があり、給食などで使用。「自分たちで作ったコメをいろんな人に食べて貰いたい」と7日、5年生8人が津南観光物産館とファミリーマート上郷店でコメ販売。自らが売り子となり、1㌔5百円の価格でテーブルの上にズラリと並べ行楽客に呼びかけた。

(詳細は2021年11月27日号をご覧ください)

 
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現役時代の車イスを使い生徒の前で実演するパラリンピアン・永尾嘉章さん

「失われたものを数えるな」

津南中等「夢講演」 アテネパラ銅の永尾嘉章さん

 パラリンピアンの凄さを間近で見た。県立津南中等教育学校(小林英明校長、320人)で先月28日、国内外で活躍するゲスト講師を招き行う「夢講演」を開催。今回のゲストは日本人最多のソウルパラリンピックから7大会出場、アテネでは4百㍍リレーで銅メダル獲得の元車イス短距離選手・永尾嘉章さん。通常の車イスやバスケ競技用のものなど多様にある車イスの紹介に加え、現役時代に使用していたレーサータイプに乗り実演も。その速さに「すごい」と生徒たちは目を見張っていた。

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