2021年(令和3年)9月18日(土)

​今週の妻有新聞

 
松之山分校A.jpg

2023年度募集停止に対し、地元の存続運動が高まっている十日町高校松之山分校

「なぜ募集停止」、再び存続直訴

松之山分校2023年度に 県教育長再来訪予定、「なくてはならない教育の場」

 新潟県教育委員会は今年6月、県立高校再編整備計画(2022年度〜2024年、3ヵ年計画)を公表し、昨年度に同計画で方針表記した「十日町高校・松之山分校、令和5年度(2023年度)募集停止」を改めて記載し、県教委の変わらない方針を示している。これに対し地元松之山地域の「松高支援会連絡会」はこの3ヵ年計画を受け、8月27日、同連絡会の小野塚良雄会長ら3役で県教委を訪れ、「教育効果をあげている松之山分校は、地域にとっても広域圏にとっても、なくてはならない教育の場」と改めて存続を要望している。県は年内に稲荷善之教育長が松之山を再訪問し、同連絡会らと懇談する方針だ。地元自治体の十日町市・関口芳史市長は「地域に必要な教育の場である」と存続を県に求めており、30人余の学生が通う津南町の桑原悠町長も「通学支援をしている。地域にとって必要な教育機関である」と同様に存続の必要性を話す。今後、県教委・稲荷教育長の地元での懇談会に関心が集まるが、少子化が進むなか、県立高校再編は大きな地域課題になっており、今後の動きに関心が集まる。

(詳細は2021年9月18日号で)

 
梅谷事務所開き.jpg

野党・市民連合で衆院選に挑む梅谷守氏(左から2人目、13日)

政権交代、ゆがんだ政治一掃を

 11月上旬に予定の衆院選に三度出馬する立憲民主・新潟6区総支部長の梅谷守氏(47)は、野党共闘と市民連合の支援を受け、現職の自民・高鳥修一氏(60)に挑む活動を展開し、13日には十日町地域選対事務所をクロステン近くの市内八幡田町に開設。事務所開きで野上正一選対本部長は「梅谷を今度こそなんとしても国会へ送り出す、その第一歩が今日。情勢はここ十日町の結果が6区全体の結果に直結すると、6区選対本部もテコ入れを強化している」と、前回2017年選で十日町市で現職に差をつけられた2713票を縮め、逆転する強力な運動を展開する方針を述べ、コロナ禍で参加者数を絞った20人余で気勢を上げ、臨戦態勢に入った。

 立憲民主の枝野幸男党首が19日、十日町市入りし、衆院選で初議席をめざす野党連合候補の梅谷守氏(47)の応援街宣をする。19日午前9時10分から妻有ショッピングセンター前、同9時40分から本町2・第四北越前で街頭演説する。梅谷6区本部選対委員長の森裕子参院議員も同行。枝野氏は前日新潟入りし、十日町の後は北陸に向かう。

(詳細は2021年9月18日号で)

 
松之山学園.jpg

地元住民が参画する地域学習「まつのやまタイム」などの活動を評価(まつのやま学園提供)

「住民参画教育」を高評価

 開校5年目の小中一貫校・まつのやま学園(藤田剛学園長、80人)。生活科・総合学習の時間を使った地域学習「まつのやまタイム」は年度当初から地元住民が参画し学習内容を決める形を取るなど、少子化が進む地域の宝である子どもたちを住民一体で育てる環境がある。この住民参画型教育を評価し、「第36回時事通信社教育奨励賞」に県代表として推薦されエントリー。全国63校の中から一次審査通過30校に入り、最終審査で努力賞を獲得したことが16日発表された。選定観点に『地域社会に根差した教育』や『実践は数年以上の積み重ねがあり定着しているか、また全国的にその水準がトップクラスにあるか』などあり、わずか開校5年で高評価を得た形だ。昨年度は松之山地区の出生数はわずか3人。止まらない少子化に住民が危機感を持ち「ふるさとの学校のために」という強い想いが背景にある。

(詳細は2021年9月18日号で)

 
サケ.jpg

サケ遡上調査のためJR東日本が信濃川・宮中ダム魚道にトラップを設置

サケ回帰1600匹に期待

 サケ、いっぱい戻って来いよ—。JR東日本はサケ捕獲調査のため10日、JR宮中ダム魚道に捕獲調査用トラップ(ウライ)と自動計測装置を魚道上流側に設置した。大水でもトラップが土砂に埋まったり、押し流されたりなどの被害を受けないよう3年前からトラップの設置場所を変更し、上流側に設置している。今年は長野県が「カムバック・サーモン」を掲げ平成28年から毎年50万匹の稚魚を放流、回帰率が高いとされる4年目を迎えており、遡上の期待も高まっている。

 宮中取水ダム試験放流検証委員会は4年前に終了したが、サケの遡上調査を含む同ダム下流の水環境のモニタリングは継続。さらにサケが西大滝ダムを遡上する数が極端に少ないことから、西大滝ダム下流水環境調査検討会を設置し調査を進めている。

(詳細は2021年9月18日号で)

 

松之山地域のプラットフォームになっている「里山ビジターセンター」(右が柳代表)

地域資源の活用、全国が注目

 連続の環境大臣表彰を獲得した。松之山温泉組合(島田怜組合長)が第40回温泉関係功労者として「環境大臣表彰」を受けることが決まった。松之山温泉は温泉総選挙2020で今年3月に「環境大臣賞」を受けており、半年間で2回目の環境大臣の名を冠する最高賞を獲得。どちらも『温泉の持続可能な利用を通じ、活性化の顕著な功績がある』の評価。地熱発電の稼働、温泉利用の特産品開発などの持続的な取り組みを高く評価。さらに今年は、まつのやま学園が「第36回教育奨励賞努力賞」、松之山・下川手地区の美人林を守る会が「農林水産大臣賞」を獲得するなど全国表彰が相次ぐ。住民が地域作りや学校に積極的に関わる活動が評価され、全国に「松之山あり」をアピールしている。

(詳細は2021年9月18日号で)

 

津南町立津南病院

中長期計画、秋から本格始動

町立津南病院 職員4チーム、増患など改善部会設置も

 4年前の平成29年(2017)に病院運営審議会の経営改善答申を受け3年の町立津南病院。昨年度の病院単独決算は赤字額は3億2千万円とまだまだ巨額だが、昨年比1億149万円の収支改善となっている。桑原町長は津南病院の経営改善に加え将来展望を住民や近隣医療機関に示すため『中長期計画』の策定を進める方針。9月議会で風巻光明氏の一般質問に応え「新型コロナワクチン対応のため遅れているが、秋には福祉保健課を交えながら検討部会を立ち上げたいと考えている」と中長期計画策定の端緒につく見通しを示した。

(詳細は2021年9月18日号で)

 

発明工夫十日町市長賞・庭野空さんの「飲食店で食べたり、飲んだりする時に使うコロナウイルスをまき散らさないフェイスシールド」

想像力や観察力を作品に

発明工夫模型展に小中学から480点

 夏休みの力作を一堂に展示する第49回十日町市中魚沼郡児童生徒発明工夫模型展・第37回生物標本展は10日、新コロナの影響で千手中央コミュニティセンターを会場に審査会のみで行った。出品数は発明工夫が178点、模型は102点など生物標本と合わせ480点。想像力や観察力豊かな作品が集まったが、コロナ禍の影響で昨年より149点少なかった。

 発明工夫で十日町市長賞を受賞した庭野空さん(川治小6年)は昨年に続く受賞で、新型コロナに対するフェイスシールドの改良版。「飲食店で食べたり飲んだりする時に使うコロナウイルスをまき散らさないフェイスシールド」で、「飲食店にお客さんが困っているのを知り、安心して外食できるように」と首にかけられるファンを使ったフェイスシールドを考案。また津南町長賞を受賞した丸山心暖さん(津南小5年)の「ずり落ちストップボタン」は、ランドセルの上の体操着袋が登下校の時にずり落ちてしまう体験からネームリボンを使って合体させる工夫をしたアイデア作品。また今年は東京五輪が開かれ地元出身の服部勇馬選手が男子マラソンに出場したことから、それらを題材にした模型も出品されていた。

(詳細は2021年9月18日号で)