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妻有まるごと博物館

コガラ

南雲敏夫さん(自然観察指導員)

 今年みたいに早く暖かくなると鳥たちの動きが活発になってきます。特にコガラなどの小型のカラ類は動きも早くて見ていても見飽きません。この写真は秋山郷のよさの里の上の方で撮影してものですが、太陽光があたり春爛漫と言うよな状況でのコガラです。

 特徴は、頭の黒い部分がいわゆるベレー帽のような模様になっていますが、動きが活発で早いので双眼鏡などで見るのが一番てっとりばやいと思いますよ。

 群れでいる時などは静かにじっとしていると割合に近くまで寄ってくる事もあります。もちろん警戒はしているとも思いますが、以外と小さな鳥としては好奇心が強いようで数メートルくらいまでの距離で見られる事も良くあります。

 今はまだ他の鳥たちと一緒の行動する混群になってる個体もありますが、この写真を写した時には3羽だけでした。くちばしの下にも小さな黒班がありますので、下から見た時にも判別のポイントになります。

 まもなくこのコガラやヒガラ、シジュウカラやヤマガラなど、山野に鳴き声が響く季節になりそうですね。                  (2020年3月28日号掲載)

トワダカワゲラの仲間

中沢英正さん(県自然観察保護員)

 幼虫時代を水中ですごす昆虫にカワゲラの仲間がある。石の下や落ち葉の堆積した中で暮らす。成虫になると翅を持つようになり、空中へと飛び立っていく。

 トワダカワゲラの名は、東北の十和田湖で発見されたことからつけられたもの。成虫になっても翅を持たない変わりものである。

 氷河期の遺存種といわれ、個体数は多くない。一年を通じて水温変化の少ない湧水や山地の細流などの冷水域で見つかる。

 幼虫(写真)はお腹の先端近くにエラが環状につくのが特徴。水の中では花が開いたように見える。

 成虫になるとこのエラが無くなり、陸上で暮らすようになる。

 日本にはこの仲間が4種生息しているが、本州で見られるのはトワダカワゲラとミネトワダカワゲラの2種である。

 トワダカワゲラは東北地方を中心に、ミネトワダカワゲラは関東・中部地方を中心に分布している。その境界に位置する新潟県は両種が見られる貴重な場所となっているが、見分けるのは難しい。

 苗場山麓で見られるのはどちらなのか興味尽きないところである。

                          (2020年3月21日号掲載)

忘れられた被災地

小林 幸一さん(津南案内人)

 東日本大震災から9年。翌日の長野県北部地震は深夜までテレビで東北の惨状を見た直後だったので日本が沈没するのではないかと思うほど驚きました。

 明るくなって顧客の家の様子を見に津南をひと回りし、栄村に向かったのですが、栄村役場から奥には交通止めで行けず、仕方なく翌日の13日に役場に車を停めて歩いて青倉から横倉方面へ向かいました。

 なんの情報もなく入ったので、橋の陥没や崩れた石垣、潰れて道路まではみ出した家屋、傾いたりねじれたり変形する家々等、建築の仕事をしている私でも驚くことばかりでした。

 帰宅してすぐに現状をブログにアップしたところ今までにないアクセスがありました。東北の被害ばかりで、故郷の情報をやっと見つけた人々からたくさんのコメントを頂き、その後も情報を発信し続けました。

時間が経つことで記憶も薄れ、地震対策も忘れがちですが、最低でも寝ている近くに倒れる家具や落ちて来る物を上げない。その第一波を避けることをいつも心がけましょう!

                          (2020年3月14日号掲載)

ルリビタキ

南雲敏夫さん(自然観察指導員)

 今年の暖冬と少雪で例年よりも早く姿を確認した。

 本来は亜高山帯の標高1500メートル近辺で繁殖する鳥で、苗場山や尾瀬などのオオシラビソなどのある場所で良く見る事がある。冬の到来とともに平地や少し温暖な里に降りてきて過ごす事が多い。

 今回は予想よりも一ヶ月近く姿を確認したので山の雪解けも早いかもしれない。

 残雪のある時期に山に入ると時々見かけるがあまり人を恐れないと言うか、近くにいても逃げないし観察しやすい鳥と言える。

 色合いも名前の通り背中側がルリ色をしているが、夏鳥のコルリやオオルリと比較すると少しルリ色が淡いと言うかチョット地味と言うか・・・ただしいずれのメスは地味な茶褐色をしていて見分けにくい。

 もう3月、今年は夏鳥の飛来も早くなりそうな感じで、ツバメや猛禽類のサシバなどは4月早々に来てもおかしくないほどの暖かさが続いている。人間の世界はコロナで異常な事態だけども、鳥の世界は異常が無い事を祈りたいと思う。  (2020年3月7日号掲載)

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