02.10.24今週の人.jpg

今週の人・ひと・ヒト

 
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 キラリ☆看板娘

藤井  円香さん

22歳、水瓶座・FC越後妻有

 農業を通じて地域貢献する女子サッカー実業団『FC越後妻有』。広島福山市出身で野球の広島カープファンだったが、小学5年生頃にサッカーのサンフレッチェ広島がJ2で優勝し、J1に復帰したことで興味を持った。高校ではサッカー部に所属。「強くはなかったですが、チームプレーの楽しさを知りました」。昨年9月にFCを見学して火が点き入団を決めた。

 体力面で不安はあったが努力を続け「体つきが変わった」と言われた。今季の北信越2部リーグに入団早々に参戦。「小さいチームだから試合という実践のチャンスがあります。個々の責任は重いですが、自分のステップアップも速かった」。だが練習中に足首に怪我を負い一時戦列を離れた。「復帰してホーム最終戦に間に合い観客の生の応援が嬉しかった。得点にからみチームに必要な存在になります」。

 
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10代のまなざし

藤巻プリスティン晶麗(あかり)さん

17歳、国際情報高3年・アメリカ東海岸の大学へ

 「将来はアレルギーなどに悩む人たちの力になれる、免疫の研究に取り組みたいです」

 8歳離れた弟をはじめ、家族が何らかのアレルギーを持っており、自然にアレルギー問題に関心を持った。大学進学を控えた今、その問題に取り組みたいと、生物学への専攻をめざしている。夢は免疫学者だ。

 「今のところ、アメリカ東海岸にある大学を希望しています。自然がすばらしいし、憧れの女性教授もいるからです」

 海外生活が長かった両親の関係で、英語をはじめフランス語やアラビア語、フィリピン・ビサヤ語など数ヵ国の読み書き、会話が堪能。中学2年の時から父の実家でもある十日町生活で、いまでは日本語も不自由なく読み書き、会話できる。

 「日本に来た時は1月で、初めての雪にびっくりでした。言葉も文字も全く分からず、本当に苦労しました。そのため、学校では誤解を生む会話も度々ありました。でも、同級生たちが優しくしてくれ、ありがたかったです」

 楽しみは金、土曜日。家族一緒にプロジェクターで映画を観ることが、もう習慣になっている。

 「第1巻からの『猿の惑星』を観ています。とっても面白いです。自由のために人類と戦ったり、動物と人間との絆、愛情物語がいいですね」

 尊敬している人はフィリピン出身の母。

 「友だちも言葉も分からない日本に来て、常に私を励まし、サポートしてくれました。もう感謝しかありません。尊敬しています」

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毎日農業記録賞

阿久澤 剛樹さん

57歳、農家民宿トロノキハウス・棚田の思い、全国評価

 棚田に魅せられ東京から移住、十日町市松代・蒲生で農家民宿トロノキハウスを経営する阿久澤剛樹さん(57)が第49回毎日農業記録賞(毎日新聞社主催)の一般部門で「優良賞」をこのほど獲得。県内受賞者は一般と学生部門で2人のみが受賞。阿久澤さんは「締め切り間際に原稿を出し、受賞するとは思わなかった」と笑顔を見せた。

 同賞は農や食、両者に関わる環境について全国から論文を募集。ホテル経営者だったが棚田の癒しを実感、古民家を改修し4年前から農家民宿経営を始めた阿久澤さんは『価値をカタチに、たからをチカラに—棚田のある暮らしに想う』と題し、3千字余を執筆。棚田に惹かれた経験、さらに昨年から儀明の棚田を耕作を仲間と始めた経緯を記した。里山の価値を見える化・事業化を進める『里山アセットマネジメント』を提唱する阿久澤さんは松代の魅力を『棚田、古民家、じいちゃん・ばあちゃん』とし「里山の力を伝える活動は地道だが、長く続けることに意義がある。里山の力を形にし、それを求めている都市部の方を繋ぎ、両方を活性化できれば」と話している。