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今週の人・ひと・ヒト

 
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キラリ☆看板娘

グルン ドゥルガさん

24歳、天秤座・社会福祉法人つなん福祉会 特別養護老人ホーム恵福園 

 「利用者さんの笑顔が嬉しいし、大好きです」。昨年5月から津南町で介護士として働く。2018年にネパールから来日、横浜の日本語学校で学び就職を斡旋する会社で自国にない介護士という職業を初めて知る。「おばあちゃん子だったので、自分に向いていると思いました」。初めての津南町。街の感じや自然の豊かさが故郷と似ていて気に入った。ただ雪の量にはびっくり。「ネパールも降りますが、こんなに積もらないです」と雪も新鮮な日々だ。

 来日し3年、一度も帰国していない。「父は電話のたびに、いつ帰って来るのか聞きます。母もずっと待っているので、来年は家族の顔を見に一時帰国できたらと思っています」。春が来たら、もっと良く妻有地域のことを知りたいと「バイクか車の免許を取って、この地域を満喫したいです。冬は…もちろん運転はしません」。

 
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10代のまなざし

藤木 果歩さん

14歳、十日町南中学校2年・笑顔でいられる幸せ

 「他人と違っていい、自分らしく笑顔で生きていきたい」

 今年度の全国中学生人権作文コンテストで新潟地方法務局長賞を受賞した。タイトルは『笑顔でいられる幸せ』。県内182校から1万941編が寄せられ、その中での最優秀賞。生まれた時から右耳が小さいという障がいがあった。小学生の時、「笑うと右の頬が固くなり、笑顔が左右非対称になることから、後ろを振り向いた時に、『何ヘラヘラ笑ってんだ。こっち見るな』と言われた体験」がある。ショックだった。その時の家族の言葉が心に焼き付いた。

 「『辛かったね。でも果歩は変な子じゃないよ。周りと違うなんて当たり前の事だから、気にしなくていいよ』と言われたんです。家族という絆の温かさ、信頼を感じ、感謝でいっぱいでした」

 ただ、そうはいっても小学高学年、そして中学生になってからは、周りの目線が気になるようになり、髪で右耳を隠すように。そんな時に、ある動画を見た。

 「性同一性障害で家族仲も悪く、いじめもあった男の子の話でした。私よりはるかに辛い人生。その中で彼の言葉に感動しました。『優しくされた人だけに優しさを返すのではなく、どんな人にも優しさを与える。また、努力は裏切らない』」

 その動画から自分を隠さないようになった。

 「思いっきり笑って、おしゃれもして。今の私なら、もう一人の私に『幸せだよ』と自信を持って言えます。笑顔の花が咲く世界にと思います」