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2022年(令和4年)5月

2022年5月14日(土)

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秋山郷切明で発生の土砂崩落の現場。中津川手前が下流側、崩落上部を走る村道、右が切明発電所、その対岸は温泉宿・雄川閣。写真手前の約5㌔下流には屋敷集落(23世帯38人)があり、せき止め水量が増すと危険度がさらに増す(9日、ドローン撮影、栄村提供)

中津川渓谷で大崩落、堆積ダムで危険性も

秋山郷切明、下流に屋敷集落、24時間監視体制

 秋山郷の切明地内で大規模な土砂崩れが発生した。9日午前7時頃、地元住民が「切明の中津川の斜面が崩れている」と栄村に通報、職員が現場を確認した。雑魚川と魚野川が合流し、中津川になる地点から約3百㍍下流の中津川右岸斜面が大規模に崩落した。土砂は約14万立方㍍と大量で、崩落土砂が川に堆積して中津川の流れを一部ふさいでいる。国交省湯沢砂防事務所は同日午後9時に警戒体制を取り「河川の流水により、崩落土砂の脚部が侵食され崩壊が拡大する恐れがある」とし、複数職員と監視カメラにより崩落斜面を24時間体制で監視する体制で警戒している。

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争点「原発」、花角VS片桐

知事選、12日告示・29日投開票 与党・野党、対決色強まる

 現職と新人の一騎打ちとなった新潟県知事選は12日告示、29日投開票で「原発」を争点などに選挙戦を展開している。2期めざす無所属の花角英世氏(63)は自民のバックアップに加え、立憲新潟が「自由投票」方針を決めたため、保守層の地盤固めが進み、再選への感触を感じている。一方、「原発問題」を全面に出し、『原発、再稼働させません』を掲げる新潟経済同友会・副代表幹事で住宅メーカー「イシカワ」副社長で1級建築士の片桐奈保美氏(72)は自民系以外の野党勢力のバックアップを受け、持ち前の人柄が浸透し、知名度が上がる都市部を中心に支持を広げている。「原発問題」が今度の知事選にどう影響するか、その影響度が得票に現われる知事選となる。

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花角英世知事(左)、片桐奈保美氏(右)

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連休で賑わった越後妻有里山現代美術館の作品「movements」(目[me]日本)

現代アート魅力、大地の芸術祭

連休10日間4万9000人余、「好スタート」

 先月29日開幕の越後妻有2022大地の芸術祭は、8日までの連休10日間で主要31作品来場者は4万8771人で、芸術祭実行委員長の関口十日町市長は「コロナ禍のなか、良いスタートを切ることが出来たのではないか」と、これまでにない会期145日間に向け、今後への期待感を述べている。

 10日間の入込み最多は清津峡渓谷トンネルの1万5052人。1日平均1500人の来場で、ピークは30日の1967人。連休中は事前予約制を実施し、1日予約1600人を予定し、最大2000人で対応。越後妻有里山現代美術館MonETは6311人、まつだい農舞台3721人、森の学校キョロロ2935人、絵本と木の実の美術館2419人など。29日開幕したが残雪など地域事情などから公開していない作品もあるが、順次公開し、7月までには333作品すべて公開する。

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加藤さんが撮影の松之山に飛来したトキ(先月23日)

「トキが来た」、松之山に初飛来

探鳥会で確認、キョロロ研究員が写真に

 松之山にトキ飛来—。松之山野鳥愛護会(村山暁会長)の定例探鳥会があった先月23日早朝。3時間程の探鳥会を終え、キョロロ前の駐車場で確認した鳥の報告会・鳥合わせを行っていた午前8時頃、見慣れない鳥が上空を飛んでいたのに気が付いた。キョロロ研究員の加藤大智さん(31)が何とかカメラに撮った写真を確認すると、なんと県鳥のトキ(ペリカン目トキ科)。実は松之山地域では初確認。「県鳥が松之山に来たことが嬉しい」と喜んでいる。

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出席率77%の69人が出席した2022年度町成人式(7日)

「変わってないね」、笑顔の69人

津南町2022年度成人式

 「変わってないね」、友人の顔を見て笑顔がこぼれた。2022年度新成人89人を対象とした津南町成人式は7日、ニュー・グリーンピア津南で開き、69人が参加。出席率77%の高さ。次々に顔を合わせる友人たちとの会話は止まず、かつて過ごした「あの日あの時」を思い出しながら、自分の今と未来を語り合った。

 大学や専門学校進学、就職など、すべてにおいて新型コロナ禍の影響を受けた世代。成人代表の滝沢駿哉さん(赤沢)は3DCGクリエイターをめざす夢を語り「今の自分があるのも、美しい自然と心優しい人々に守られて育って来たんだなと感じます。つらいこともあったが、この町で生まれ育ったのは本当に幸せ」と家族や仲間らに感謝した。

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175年前の善光寺地震による切明地区崩落を記した絵地図(こらっせで)

175年前と同じ

切明の渓谷崩落 善光寺地震絵地図に記載

 今月9日発生の秋山郷切明の中津川右岸の斜面崩壊現場は175年前の江戸時代1847年5月8日(弘化4年3月24日)発生の『善光寺地震』による地滑り箇所とほぼ同じであることが栄村歴史資料などから判明している。

 善光寺地震の発生状況を記した古地図が旧箕作村の庄屋・島田家に残る古文書『島田家文書』にある。島田三佐衛門が幕府代官所に提出した古地図『秋山山崩水堪絵図』は、秋山郷集落を描いた地図と共に、崩落が中津川をふさぎ天然ダムで埋まった箇所を記した紙を上から貼り付ける「かぶせ絵図」で被害の前後が分かるように工夫されている。今回発生の崩落箇所と重なる部分が多いことが判明している。

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2022年5月7日(土)

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病院玄関前に大型ひさし、手前バス停から雁木を設置(イメージ図)

医療連携急務、「働き方改革」導入で

県立十日町病院まもなく完成、尾身県議県政報告会で

 全面改築の県立十日町病院は病院本体は完成し、医療活動を新しい病院で行い、駐車場など周辺整備が進み、来年にはすべて完成する。病院運営に欠かせない医師・看護師確保では2023年度採用で看護師の「十日町枠」が創設され、県立十日町病院と松代病院勤務に限った「十日町枠10人」が採用される。さらに従来は病床200床以下の病院勤務による奨学金免除規定が、200床以上の県立病院勤務でも奨学金が免除される県条例改正が行われるため、来年3月に県立十日町看護専門学校の1期生(34人)が卒業を迎えるタイミングに合い、「看護師・十日町枠」採用と奨学金免除により、地元十日町病院への地元からの勤務条件が充実し、地元から看護師をめざす人材確保への波及効果が期待される。(写真・尾身県議事務所より)

(詳細は2022年5月7日号をご覧ください)

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「世界のカバコフ」、平和メッセージを

大地の芸術祭開幕、145日間「新たな進化へ」

 ウクライナ侵攻の被害者であるアーティストが参加し、平和へのメッセージ作品が展開され、これまでの大地の芸術祭とは取り巻く世界環境が一変した中で先月29日開幕し、国内外から関心を集める『越後妻有大地の芸術祭2022』。3年に一度開催のアートトリエンナーレを名称から外したが、今回で8回目となる芸術祭の人気は変わらない。初日から多くが来訪し、ロシアのウクライナ侵攻で母国へのメッセージ性を込める作家「イリヤ&エミリア・カバコフ」作品は、今回の芸術祭の関心の一つになっており、連休中も県内外から多数が来訪し、十日町市・津南町の市街地や里山で展開する333作品めぐりを行っている。

(詳細は2022年5月7日号をご覧ください)

アーティストや主催者など一堂が揃って開会式(29日、キナーレで)

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なめこ増産で中里第二工場を建設する松之山きのこ・髙橋社長。後ろは第一工場(桔梗原で)

なめこ全国シェア23%の一大産地に 新規雇用も

「松之山きのこ」中里第二工場建設 来年5月稼働で市内生産量5400トン

 新工場建設で十日町市のなめこ年間生産量が5千㌧を超え、日本一の産地となる。有限会社松之山きのこ(髙橋隆幸社長、従業員46人)はこのほど中里きのこ第二工場(仮称)の建設に着手した。今月15日に着工、来年5月の完成をめざす。松之山きのこは松之山新山と中里・桔梗原に2工場を持ち、年間生産量1900トンは市内最大。新工場稼働で3400トンに拡大する。市内のなめこ生産量はゆきぐに森林組合(1700トン)、一般生産者5軒(300トン)と合わせ計5400トンとなる。なめこ生産量は現在全国2万3千㌧余だが、新工場完成で十日町市の生産量が全国シェア23%余、全国一の産地となる。

(詳細は2022年5月7日号をご覧ください)

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同日開催された十日町市成人式参加者もまつりに花を添えた

五月晴れ、華やかに

3年ぶりに「きものまつり」

 成人式と同時に開かれた十日町きものまつり。朝は小雨も降り肌寒かったが徐々に天気も回復、歩行者天国となった中心市街地は3年ぶりの同まつりを楽しむ人たちで賑わった。

 きものまつり実行委員会の青柳安彦会長は「予想より多くの人たちが来場しており、市民は催しや楽しみを我慢していたことが分かる。どこにもない特徴的なまつりを開催してよかった」と話した。

(詳細は2022年5月7日号をご覧ください)

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1年延期の成人式に46人が集い、再会を祝った津南町成人式(3日、ニューGP津南で)

きもの姿で思い新たに

十日町市、津南町で成人式

 アメリカでの同時多発テロや十日町高野球部が甲子園に出場した年に生まれ、新型コロナやロシアのウクライナ侵攻など激動の時代に迎えた二十歳。十日町市の成人式は3日、越後妻有文化ホール・段十ろうに362人が参集し、7人がオンラインで参加したなか開催。会場は振袖や羽織・袴など華やかなきもの姿であふれた。

 「久しぶりー」。振袖姿でようやくの再会を果たした友人と笑顔で駆け寄る姿があった。2021年度の新成人91人を対象にした津南町成人式は3日、ニュー・グリーンピア津南で開催。新型コロナ禍で1年延期、さらに対面での式は2年振り。久々に故郷に集った46人を祝福するかのように晴天が広がり節目を祝った。

(詳細は2022年5月7日号をご覧ください)