シリーズ連載

明日へ

 
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ひまわり会30回展を開く代表の徳永さん

ひまわり会、世話役30年

ひまわり会代表・徳永守司さん

 洋画を中心にした妻有地域の絵画創作団体「ひまわり会」。第30回の節目を迎えた作品展を17〜26日まで十日町情報館で開催中だ。設立当初から代表を務めているのが徳永守司さん(84、土市)。徳永さんは「地域の絵画を引っ張っているメンバーが揃っています。ぜひ若い人たちから参加してもらい、地域の美術を盛り上げていってほしい」と呼びかける。

 ▼ひまわり会・第30回展記念展=17〜26日、十日町情報館ギャラリー。入場自由。30点余りを展示

 ▼ひまわり会絵画展=10月1〜3日、津南町大割野、ギャラリー泉。入場は自由でいずれも午後から。8人の作品を展示。

(詳細は2021年9月18日号で)

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車いすバスケに取り組む松永哲一さん

​共生社会、車いすバスケで

新潟WBC主将・松永哲一さん

 体育館に車いすのタイヤがキュキュッとこすれる音が響く。練習しているのは、車いすバスケットボールチーム「新潟WBC」のキャプテン・松永哲一(のりかず)さん(45、十日町市)。妻有地域で車いすバスケのアドバイザーも務めている。

 東京パラリンピックで盛り上がっている車いすバスケ。パラスポーツの代表格だ。

 松永さんが車いすバスケを始めたのは26歳。建設現場で事故に遭い、脊髄を損傷し下半身不随になった。車いす生活になり、「生きる気力を失いかけた」そんな時に車いすバスケのメンバーから誘われた。

(詳細は2021年9月4日号で)

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栄村天地でシェアハウスをプレオープンする協力隊・佐藤さん

「やりたい」が見つかるシェアハウスに

協力隊・佐藤慎平さん、栄村天池でプレオープン

 「やりたい」が見つかる場所に—。栄村に地域おこし協力隊として赴任3年目の佐藤慎平さん(26、岩手・盛岡市出身)。現在は栄村天地(てっち)に1戸建を借り住むなか、自宅を「山奥シェアハウスとまりいえ」と名付け今月13日からプレオープンする予定だ。佐藤さんは「協力隊の任期も来年3月まで。任期中に自分のやりたいことを形にしてみたかった。山奥なので何もない静かな場所。そこでただ生活する中で、自分のやりたいことを発見できるきっかけの場としたい」と意欲を話す。自身のSNSで告知すると複数の照会があり注目を集めている。

(詳細は2021年9月4日号で)

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椿油生産に取り組む池田さん

椿油とクルミ油の生産を

東枯木又に移住・池田晴美さん

 「28年ぶりに住民が増えた」—。中条山間部の奥地、東枯木又に南魚沼市(旧大和町)の池田晴美さん(53)が十日町市に住民票を移し、15日から定住。椿油とクルミ油の生産に取り組む。

 101年前、大正9年の国勢調査で東枯木又は戸数29軒で217人。だが、昨年の調査では戸数はわずか6軒で18人となった。住民の阿部三代継さん(87)は「これ以上、戸数も人数も減ると集落としての機能が成り立たなくなる」と危機感を募らせ今年5月、同集落が拠点の枯木又エコ・ミュージアムの会報とネット上に「埼玉の妹夫婦が別荘として使っていた土地付きの家に移り住みませんか」と載せて呼びかけた。それを知った池田さんが応募して定住を決めた。

(詳細は2021年8月28日号で)

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庭野春枝さん(85、扇踊会会主)

舞踊の道一筋、国際交流で海外にも

扇踊会会主・庭野春枝さん

 ひと口に舞踊と言っても日本舞踊、新舞踊、民謡、剣詩舞踊とそれぞれ独自のジャンルがある。が、根本は「体全体でお芝居をするような楽しさにある」という。その舞踊の道一筋に歩んできたひとりが庭野春枝さん(85、扇踊会会主)。

 舞踊は、親の勧めで5歳から始めた。稲葉の実家からバスで千手の稽古場に通い、交通事情の悪さなどから土日は泊まりがけだった。以後、稽古はずっと続けた。結婚は26歳の時。「舞踊を続けていい」ことが条件。50代後半に日舞の師範名取を取得。家に約35畳の稽古場も設けた。

(詳細は2021年8月14日号で)

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自宅でカフェ「Ohisama _genki」をオープンする内山さん夫妻(谷内で)

「来た人を元気にするカフェ」Ohisama_genki

​津南町の内山信一さん・光子さん夫婦が自宅に

 「毎日お日様に当たり、安全で美味しい食事が心と体を作ります。物事に感謝しながら、生きていくための元気を少しでも来た方が得られる場所になれば」。そんな思いで津南町谷内の自宅で、カフェ『Ohisama_genki』(おひさま げんき)をオープン予定の内山信一さん(60)と光子さん(59)夫妻は願いを話す。8日オープンの予定だったが、町内での新型コロナウイルス感染拡大を受け開店延期を決めた。「落ち着いたら必ず始めます」と前を向いている。

(詳細は2021年8月7日号で)

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「ロックおばはん、なんてね」、唄う思いが増す「すずめ」

声の限り歌に思いを

『すずめ』・山本由紀子さん

 「やっぱり歌が好きなんだなぁって改めて思ったんです」。 5年ほど前、十日町市民音楽祭でステージに立った。マイクを手に歌うのは35年ぶりだった。10代、20代の時と違って、やはり声量も声の幅も衰えていた。しかし、しっかり歌えた。自分なりに手応えを感じた。そして再びロックバンドのヴォーカルとして活動を始めた。 『すずめ』こと山本由紀子さん(59、十日町市高山)。先月20日、千手コミセン•千年のホールで開かれたロックバンドが集うコンサート、レイン•ドロップスで、高校時代から付き合いがある関口仁彦さんや貝澤伸一さんらがメンバーにいるアーニー•ベーカリーのヴォーカルを担当、声の限りを歌にのせた。

(詳細は2021年7月3日号で)

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リニューアルが間もなく完成する清田山キャンプ場と米澤さん(14日)

里山と人の暮らし、明日を見る

​十日町移住9年目、米澤健一さん

 「中山間地域農業の政策評価と地域計画」などをテーマに東京大大学院時代、農学生命科学研究科で修士・博士課程を終了するなかで、十日町市との縁が生まれた米澤健一さん(42)。大学院入学後、農学部・武内和彦教授の緑地学研究室を訪ねた。「都市緑地より、これからを考えると、農業が環境に与える影響が大きい」。東京の近郊都市になる埼玉・川口市生まれの米澤さん。幼少期は父の生まれ故郷、宮城への帰省時、里山を遊び回った。「川口も子どもの頃は田んぼが広がっていた。小さい頃の体験がいまにつながっているのかな」。早稲田大時代は川下りや自転車、山野へとアウトドア活動に取り組んだ。自然相手の生き方が続いている。

(詳細は2021年6月19日号で)

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有機JASに取り組み割野きのこ組合。「なめこ」の市場評価は高い(同組合提供)

有機なめこ、市場評価アップ

割野きのこ組合 G・GAP、有機JAS取得、さらに構想も

 1994年から「なめこ」栽培に取り組む津南町の『割野きのこ組合』(今井美津代代表理事)の創業者・小林一男さん(64)は、その安心安全「なめこ」に取り組み27年。農産物の国際認証「GLOBAL・GAP(グローバル・ギャップ)」を所得し、国内流通の安心度の認証になる『有機JAS』も取得し、特別栽培なめこを供給する。なめこの有機JASは国内では稀で、国や県はその取り組みに注目し、日本特養林産振興会は今年度の功労表彰者に小林さんを選び、来週27日、第34回振興会総会で20人を表彰。コロナ禍で表彰式は開かないが新潟県で唯一、全国でもなめこ部門の表彰者は小林さんだけだ。

(詳細は2021年5月22日号で)

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「豊かな暮らし」を模索し専業農家4年目を迎える石川津さん・麻衣子さん夫妻(相吉で)

自分で作る「豊かな暮らし」、農業に挑む

石川 津さん・麻衣子さん 屋号『津花(しんか)』でアクセサリー販売も

 「どうやったら豊かに暮らせるかを考えた時、農業をやろうと思ったんです」。故郷に戻り、全くの未経験の世界に飛び込み4年目の石川津(しん)さん(28)。今期は水稲3㌶、そして花卉・ドライフラワー生産に本格的に取り組む。「食べるもの、美しいものをを自分で作る。これが一つの豊かさであり、贅沢でもあると感じています」。結婚3年目の妻・麻衣子さん(29)と共に、豊かな暮らしをめざし専業農家として一歩一歩進んでいる。自分たちの屋号を『津花』(しんか)に決め、津南で作る花の出荷、ふたりで進化・深化し続ける意志が表れている。

(詳細は2021年5月8日号で)