ニュース&社説

2020年9月26日(土)

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 国内477店、30ヵ国556店で店舗など商業施設を展開する株式会社良品計画と十日町市は18日、「地域社会の発展と地域活性化の推進をめざす」連携協定を締結した。国内では6自治体目だが、同社では初の総務省地域活性化プログラム「地域おこし企業人制度」による社員を十日町市に派遣常駐させ、連携分野の「大地の芸術祭」「観光・産業振興」「まちづくり・地域振興」に行政や民間と共に取り組む。市では大地の芸術祭拠点のキナーレ活性化を主軸に、良品計画が持つ国内外のネットワーク力で十日町市の地域産業や観光分野など地域活性化に取り組み、頼もしきパートナーと位置づけ、連携協定による「良品計画効果」に期待している。

【写真】連携協定にオンライン出席の金井会長と挨拶する関口市長(18日、十日町クロステンで)

西方社長が贈った生地で作った合唱用マスク

マスク手作り、喜びの合唱を

根茂レースが十日町中に生地寄贈

 「母校の生徒たちの心意気を応援したい」—。十日町中(川崎正男校長・生徒192人)伝統の校内合唱コンクールはコロナ禍で開催が危ぶまれたが「合唱用マスクを作ってでも行いたい」という生徒の願いを叶えようと、高級レースを製造する根茂レース(八幡田町)の西方勝一郎社長が同校へレース生地20㍍を寄贈した。

 3年生でコンクール実行委員会の桑原侑大君と関野滉大君が16日、同社を訪れ「東京混声合唱団が合唱用マスクを着用して歌っていることを知ったが、マスクは1枚1500円で全校分を揃えることはできない。それなら自分たちで作ろうと実行委で話し合った」と伝えると、西方社長は「コロナで何でも中止ではいけない。実社会でもあきらめず工夫することが大事で大変な思いをした分、良い思い出になる。合唱を実現させようという十中の生徒は大したものだ」と激励し、二人にレース生地を手渡した。

 これは、生徒たちの思いを受けて、同校が学校運営協議会の久保田均学校支援地域コーディネーターに相談したところ、知人である西方社長に繋いでくれたもの。

 全校分の飛沫防止マスクの制作に当たったのは2年生55人。18日に家庭科の時間を利用してレース生地を裁断し、両脇と下部をハサミで切った不織布マスクにクリップで生地を留める。これは練習用で不織布マスクを取り換え生地を洗濯するためのもので、本番用はマスクと生地を縫い付ける。生徒の村山碧さんは「私たちのために高級な生地を贈っていただき本当にありがたいです。3年間で3回しかできない合唱が行えて嬉しい。本番では頑張ります」と笑顔を見せた。

 川崎校長は「2年生はやりがい感じて丁寧に作っている。地域の大変な応援に感謝し、工夫して合唱が行えることを嬉しく思います」と話していた。コンクールは来月17日、同校体育館で行われ、西方社長も鑑賞に訪れる。

TOPIC

独自PCR検査に住民期待

津南町 1時間で結果、当面緊急的な対応に

 新型コロナウイルス感染拡大を予防するPCR検査体制の充実が課題のなか、国は検査費用1万円を補助する方針を示し、自治体負担や個人受診費用の軽減に乗り出し、感染不安の払拭に努める。このなか津南町が単独でPCR検査機器を町立津南病院に設置する予算が先の9月議会で可決し、自治体としての検査体制の充実に関心と期待が集まっている。 

 津南町の桑原町長は「町立病院を持つ自治体だからこそできること」と、町立病院・林裕作院長ら医師・医療スタッフで作る感染対策委員会で設置を決め、9月町議会に検査機器の設置費用100万円を計上し、可決した。設置時期は機器納入によるが、全国的に検査機器を設置する医療機関などが多いため、時期は未定となっている。

 だが、住民からは「自分の町でPCR検査を受けられれば安心感が増す」と歓迎する声が多い。検査は献体(だ液)検査で行う。検査結果は1時間後に判明する。新型コロナ対応は町立津南病院の玄関脇「発熱外来」で受診。PCR検査の一般化は医療スタッフの充足が課題だ。このため「急な帰省など感染が広がる地域からの人など、不安払拭につながる」と検査開始を期待する声が多い。町では今後、検査費用補助などさらに検討し、検査体制の充実をはかる方針だ。

今週の妻有新聞

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 策定後5年が経過した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の目標達成度や経過を検証する「十日町市総合戦略等推進会議」は23日に市役所で開催。市が掲げる4つの基本目標のうち、もっとも高い評価を得たのが『結婚・出産・子育て支援』。人口減少対策の基本となる部分。

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 敬老の日の21日、十日町市では関口市長と県十日町地域振興局の桑原正広局長が百歳を迎えた5人の自宅を表敬訪問。祝詞や記念品を贈り、長寿を祝った。

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 「毎日が幸せです」。来年3月に百歳を迎える、涌井ヨシエさん(津南町相吉)はひ孫4人に囲まれながら暮らす日々を語り、笑顔をみせた。

 敬老の日21日。津南町の敬老式は新型コロナウイルスの影響により中止となったが、希望者への百歳表敬訪問は実施。

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 津南町唯一の水泳教室を行っているクアハウス津南のスイミングスクール(SS)は今年で10年目を迎えている。4年前からは運営者の名前を冠し「Tapスイミングスクール」として活動。現在は5歳〜70代までの幅広い世代が水泳に親しんでいる。同SSでは10月4日、「第1回津南町親善水泳大会」を開催。出場者を募っている。

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 50年余ぶりに貴重な家屋址が表に出た。国指定史跡・沖ノ原遺跡。初めて発掘された昭和47年(1972)から月日が経ち、当時と現在で周辺環境が変わるなかで4年前から範囲確認調査を継続。今年は「雪国にこれだけ大きな家屋址が出るとは」と学会に衝撃を与えた「第1号長方形大型家屋址」を掘り出し確認。

​≫国際ロータリーインターシティミーティング、津南町で 緊急事態時の運営探る

​≫上沼道計画説明会 28日クロステン、十日町商工会議所が主催

​≫北京冬季五輪に意欲 宮沢大志選手、後援会から14回目の激励金

​≫タクシー乗ってぷらっと観光を 十日町市観光協会が3コース

≫地そばまつり内容変更 スタンプラリーで 

≫平和憲法守れ とおかまち総がかり行動、45回目街頭でスピーチ

≫秋の寄せ植え、愛好者が集う 人サポが開催

≫試してみて 三箇地区、移住体験ツアー10月

≫解散の振興公社備品問題 村議会に調査求める声も

≫台風災害対応を高評価 栄村消防団、内閣総理大臣表彰に

≫新成人限定切手シート 津南町

≫入居率は88.7%に アップルとおかまち 開設5年、さらに質の向上を

≫授業や大会、ボッチャ一色 川西支援学校やネージュが

≫プロ並みの熱戦、十日町で初開催 全日本軟式野球県予選

<新米ママ子育て日記452>「成長しています

<長月の表情>「あざやか萩色・秋風になびく」(十日町)・「時短で運動会・町内3小学校」(津南)

<本って最高・高橋しげ子212回>図書室のキリギリス」(竹内 真作、双葉社)

<野の花 不登校・ひきこもり達へのエール32回 樋口 清司>共に学ぶ喜び

<マイふぁみりー>「オレの名前はリュック、空を見るのが好きだぜ」石沢 太さん

<とっておきの私の山行小堺 和久さん 「永遠の刈羽黒姫山」

<ドクター恵美子のこころとからだの学校⑨「昼寝のすすめ、でも要注意」「1時間以上は認知症発症が増加

<私の名作めぐり・庭野三省275>『アンネの日記』アンネ・フランク 深町眞理子・訳⑦

 ほか

十日町市・津南町・栄村の新型コロナウイルス感染症対策本部からの協力要請

≫十日町市新型コロナウイルス対策本部☎︎025-757-3197     ホームページはこちら

津南町新型コロナウイルス対策本部 ☎︎025-765-3111      ホームページはこちら

≫長野県栄村新型コロナウイルス感染症対策本部会議 ☎︎0269-87-3020(民生課健康支援係) ホームページはこちら

新型コロナウイルス対策情報

 新型コロナウイルス感染拡大で売上減少の法人や個人事業者を対象に、前年同月比50%以上の減収に対して給付される国の持続化給付金の申請サポート窓口が5日、十日町商工会議所に開設された。同サポート窓口は完全予約制のため、直接来場してもサポートは受けられない。予約は市町村関係なく予約できる。

 事前予約にはサポート会場番号が必要。『十日町会場1514』。予約は「電話」(専用番号)「ホームページ」から。電話は24時間対応(自動対応)℡0120-835-130。オペレーター対応(午前9時〜午後6時、混み合い予想)℡0570-077-866。サイト予約は「持続化給付金」で検索。受付完了後に8桁の予約番号が交付される。持参必要書類などは最寄りの商議所、商工会へ。

シリーズ連載

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今週のスポーツ

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中学駅伝

 「男女アベック優勝をめざす」。県中学駅伝の伝統校・津南が大きな目標を掲げた。

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 「夢や目標に向かい、共に頑張りましょう」—。東京五輪男子マラソンに出場する服部勇馬選手(26、トヨタ自動車)が23日、母校の中里中(村山裕之校長、生徒113人)で全校生徒たちにビデオメッセージでエールをおくった。

今週の人・ひと・ヒト

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キラリ☆看板娘

「できるだけ多くの市民に寄り添い、運動を通じて体も心も健康に過ごせるようにするのが私たちの役割。高齢化が進んでいますが、自分ができることを見つけてもらい、健康を意識してやってもらえるよう働きかけています」。

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10代のまなざし

 吹奏楽団メンバーでフルートを担当し、ピアノも弾く母と、もの心ついた頃から一緒に音楽で遊び、絵を描いてきた。それが今につながっている。小学時代はリコーダー、津南中等校の吹奏楽部ではオーボエに取り組み、部員30人余をまとめるコンサートミストレスを務める。

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明日へ

「変わらないために、変えていく」、「教育は地域づくりと同じ」。38年間、教育畑で培った感性。いま何が必要か、その手ごたえが確信に変わった。その実践に3年間、「小中一貫校・まつのやま学園」の学園長として取り組み、さらに『雪里留学』の受け入れを全国発信するため、地域の牽引役になっている久保田智恵美さん(61)。

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 心がけるのは『派手ではないが使いやすく美しく、飽きの来ないデザイン』。「陶器は使い込んでいくとまた違った表情に変わって来る。一回、何年も使ったぐい飲みを見せに来てくれた人もあり、その人の癖が出ていた。その辺も面白いよね」。陶芸への関心は尽きない。

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