
夜空に舞うスカイランタン、願い込め
「今年、結婚します」「7年間待っています」
漆黒の夜空に舞うスカイランタン、「すごーい、きれい」、会場に歓声が響いた。コロナ禍で開催できず、4年ぶりに本格開催した「津南雪まつり」。ニュー・グリーンピア津南で行ったメインのスカイランタンには主催者発表で全国から8000人余が参加し、願いごとやイラストをランタンに描き込み、点火後、一斉にランタンが舞い上がると、会場は歓声に包まれた。
約2000個のランタンが夜空を舞った(11日、ニュー・グリーンピア津南で)
今週の妻有新聞

「代替施設を」、銭湯的憩いの場か
明石の湯問題 関口市長「中心市街地の高齢者対応は必要」、福祉的な施設か
今月末で閉館方針の十日町市「明石の湯」問題は、市議会3月定例会で質疑が続き、17日には産業建設常任委員会で審議、27日に条例改正案の採決が行われる。

希少動植物保護、「自然保護条例」制定
栄村が先導 氏名公表など罰則規定も、近隣自治体の連携急務
自然保護条例など規制がない自治体に、希少なチョウやオオクワガタなど生物や植物を乱獲、販売するなどのケースが多発。対策が急務になっている。


国公立大28人が合格
県立津南中等校 12期生52人、北大や筑波大など
清津スキー場の閉鎖と新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった雪原カーニバルなかさとは11日、会場を中里・芋川地内の清津川フレッシュパークに移して再現。

外国人の来訪増、民族文化に関心
第47回つなん雪まつり スカイランタン+「広場体験」求める声も
4年ぶりに、約2000個のスカイランタンが夜空を舞った。第47回津南雪まつりは10日前夜祭、11日本祭で実施。
伝わるか関口市長の思い
関口市長はいつになく冗舌だった。言葉を重ね、さらに重ね、時間をかけた市議会答弁。それは大地の芸術祭であり、直面する明石の湯問題だ。
25年余前の新潟県里創プランからひも解き、いまあるキナーレ計画の前の「和の空間」構想からの取り組み、1999年に第1回開催予定を住民理解を増すため1年延ばし2000年開催にこぎつけた大地の芸術祭。3回展まであった新潟県支援が4回展以降なくなり、ベネッセ・福武氏の資金支援で4回展以降が続く。里創プランは新潟県内3地区で取り組んだ。だが「やり続けてきたのは我々だけ」、3代の市長が関り、いま牽引する関口市長の自負の言葉だろう。さらに「一つ間違えば見向きもされないことを毎回北川氏と話している」と言葉を重ね、大地の芸術祭による「十日町づくり」のこれまでの時間を語った関口市長だ。
一人一人の責任、政治家の責任
元ゆずり葉編集委員・松崎 房子
3月は10日と11日、12日忘れえぬ日が続く。東京大空襲が10日、続いて11日は東日本大震災、12日は栄村大震災。忘れえぬ、忘れてはいけない日であった。日付を忘れないのではない、何が起きたかを思い出し、その経験をどう生かすかを考える日だと思っている。
3月10日付の新聞で、東京大空襲を記録する会を、生涯をかけて続けてこられた早乙女さんの記事を読んだ。映像編集者である51歳の娘さんが、メモや作品を、映像作品として編集された。空襲となると鬼気迫り、平和を押し付けてくる父を受け止め切れなかったそうだ。
十日町公民館の青年大学講座で【太平洋戦争を知っていますか?】という講座が開かれ、青年ではない私も受講させて頂いた。何回かの講義の中で、早乙女さんが講師として来越、お話を聞く機会を得た。
